「また明日から仕事頑張れる……!」働く意欲を高める活動について[7日目]

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この記事はShiftallのプロジェクトに関わるメンバーが日替わりでブログを更新していくアドベントカレンダー企画の7日目です。その他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。

アドベントカレンダー2018
https://blog.shiftall.net/ja/archives/tag/adventcalendar2018/

こんにちは、あけみです。普段は総務・経理をやってます。

社会人になってから早●年。皆さんの働く理由は何ですか? 生活のため、家族のため、生きがい……、いろいろありますが、私は成長する推しを1回でも多く観るために働く、いわゆる観劇オタです。

今回は、「観劇オタ活動が、働く意欲を高める理由」に、ついて書かせて頂きます。

観劇のジャンルについて

推しの舞台が毎月あるわけではないので、その合間に他お気に入り役者さん達の舞台を観劇。ふわっとゆるい箱推しのジャンルもあるため、生息地域は主に2.5次元4割、宝塚1割、その他いろいろ5割 といったところ。

昔から、小劇場のお芝居から、帝国劇場のミュージカルまでわりとなんでも観ていたが、8年程前に漫画やゲーム原作を舞台化した「2.5次元」と言われるジャンルにどっぷりはまった。きっかけは「鈴木拡樹」。彼について書き出すとアドベントカレンダー10日程使ってしまうので、詳しくはグーグル先生に聞いて欲しい。

さて、今年はとうとう、足を踏み入れたら最後と思ってあえて避けていた宝塚に手を出した。

きっかけは今年の3月に観劇した「ポーの一族」。完璧すぎる200%の2.5次元をみせられて落ちないはずがない。見た目だけではない、歌も完璧に(当然ではあるが)伴った、超絶2.5次元ミュージカル! もう、ここまでの域になると「反則」だろ……と。

宝塚で1974年の初演から40年以上続いている「ベルサイユのばら」は、2.5次元ミュージカルの元祖。流石元祖の破壊力は凄まじい。歌声だけで鳥肌が立ち、心が震え、目からは何かが零れ落ちる。そこに完璧なキャラ再現率が乗ってくるのだ。恐ろしい……。

思い返せば、はじめて宝塚の舞台を見たのは24年前、安寿ミラ主演の「ブラックジャック危険な賭け」だった。既に、24年前に種は植えられていた。だめだ、このジャンルだけは後戻りができなくなる……と、なけなしの理性を示すため「宝塚友の会」には、まだ入っておらず、そのためチケットがほぼ自力では取れないおかげで、今のところ財政破綻はしていない。

宝塚沼の友人いわく「宝塚友の会にはいっても、ステイタス制(ポイントをためて上位ランクに上がるとチケット当選確率も上がる)なのでチケット難は続くよ」とのこと。何そのカースト……。「宝塚友の会」開けてはいけない扉らしい。

働く意欲を高める理由

随分前置きが長くなってしまったので、本題へ。

<観劇オタ活が就労意欲に与える良い影響>

  1. 失業は天敵。多少の人間関係の苦しさは目をつむって頑張れる。業務が辛くとも、舞台上の推しの輝く姿を想像したら働ける!※注 うちの会社は辛くないヨ
  2. 仕事先からクレームや難題をふられても、周囲に不機嫌をまき散らしたり、物にあたる事もなく、じっと推しの卓上カレンダーを1分見つめるだけで気持ちが穏やかになる。※注 うちの会社はt(ry
  3. 観劇後、誰に言わされるわけでもなく、ハンカチを握りしめながら普通につぶやく。「はぁ……また明日から仕事頑張れる……。また絶対会いに来るために働く!」
  4. 定期的に減ったHPを推しから補充してもらえるので、ストレスが溜まって、もう無理!と、いった事がない。
  5. 推しが全力で魂込めて頑張っているのだから、私も仕事頑張る!

<その他観劇オタ活の良いところ>

  1. 健康第一。体調崩したら観劇行けない。苦労してとったチケット無駄になる!(ダイエットとは別と言っておく)
  2. 週末ダラダラすごさない。むしろ平日よりも早く起きて家事こなして家を出る。
  3. 世の中に優しくなる。チケット戦争に勝利するため、先行抽選申込の当選確率を上げるべく日々「徳を積む活動」をする。抽選の申込日が近くなると、一日三善でも五善でも自分の気がすむまで社会に「善意」をふりまく。気休めだけど案外あなどれない。
    なお、経験上抽選に外れてもチケットはどなたかから大抵お譲り頂ける。最速先行抽選申込券の入った円盤を積もうと(積む:申込券のために同じ円盤を複数枚買う)かすりもしないチケットも「お譲りできますよ」と、救済のお声がけを頂けている! ありがたや。ありがたや。

今年の観劇実績振返り

さて、今年の観劇数を振り返ってみた。

  • 年間観劇数54回(現在までの確定分迄)、観劇で消えた諭吉の数31.5人。昨年比6%削減。我慢したわけではなく、ただの誤差
  • 円盤購入予算は別腹。わりと抑え気味で諭吉5人
  • 月平均観劇数4.5公演、 諭吉2.6人
観劇記録
観劇記録

一般的なサラリーマンの月平均の飲み代や、趣味にかける金額と大した差はないように思われる。毎週末観劇していると、かなり使っているような感覚になるが、そうでもなかった。

優待で観に行く事もあるので、平均すると1回の単価が抑えられてる。物販にあまりお金を落とさないので、この程度で済んでるともいえる。パンフレットや個人ブロマイドは購入するが、ガチャやトレーディング系のグッズには、ほとんど手を出さない。推しや公式に貢ぎたい気持ちはあれど、圧倒的に保管する場所と財力がついていかない。実家暮らしなら月額予算3倍用意できるのに……(ぇ?)。

観に行った作品のリーフレットと半券は全てファイリングしておいて、時々思い出に浸る。ファイルから出す→並べる→写真撮影→再度ファイルに収納。日曜日が終わった。掃除はまた来週。

 

生観劇にこだわる理由

東京在住のため遠征はほぼせず、今年の遠征数は京都に1回のみ。主要な劇場には自宅から大体20~45分圏内。ありがたい。都内バンザイ。

交通費があまりかからないこともあり、推しが主役クラスの公演については、予算の許す限り観に行きたい。何故同じ内容のものを何度も観るのか? 後でDVDやBlu-ray購入した方が特典映像もつくし、表情もわかるよね?と、よく聞かれるけど、舞台は生もの。まったく同じものなんて一つもない。日替わりシーンもよくある。カツラが飛んだり、マイクが飛んだり、セリフが飛んだり(怖)も時々ある。たまたま事故回を観劇していて、役者の対応力の高さを目の当たりにできるレア体験も。

「な…何…今のアクシデント対応…まじ…鳥肌たった!一生推す!!」

推しが魂込めて全力で板の上に立っているので、私も全力で劇場まで足を運びたい。円盤化されたとしても映像に残るのは舞台の一部分のみで、周囲はあまり残らない。右端から左端まで、舞台上全てを使って世界観を作り出しているのに、本当にもったいない。生独特の緊張感、臨場感、客席との一体感…映像だけじゃ伝わらない。なので、円盤は生で観た後の反芻用。飲みながら「あの頃は良かった……」的に使用する。

チケット戦争について

年に何度かぶち当たるチケット大戦争について、その惨劇と記録を一部紹介。近年電子チケットが大分普及してきているため、当日一緒にいく友人以外にはあまりお手伝いの依頼ができないので自力で取るしかない。電子チケットは便利な部分も多いが、分配ミスや、スマホのバッテリー切れ、突然の故障が気になるので、紙か電子か選べるのであれば紙派。

プレイガイド経由で取ると、特別先行手数料、システム利用料、振込手数料、発券手数料と、いろいろ乗っかってきて、チケット代に1,000円程上乗せになる。オフィシャル先行・キャスト先行後にプレイガイド先行があるため、上乗せで各種手数料を払ったところで、良席が来るわけではない。なので、お気に入り役者の有料FC・メルマガ会員・オフィシャルHPへの会員登録はもちろんのこと、制作会社や2.5次元協会……etc、いろいろ会員登録して臨む。

そんな全力の体制で臨んで、徳を積む活動をしても取れない時は取れない。ファンクラブ先行、オフィシャル先行、キャスト先行、全てにおいて取れなかったあとは、プレイガイド先行に最後の望みを託す。が、このプレイガイド先行、先行抽選という名はついているが、本当にチケットは存在しているのか?と、当落通知がくる度に拳を握りしめる。

「厳正なる抽選を行った結果、残念ながら今回はチケットをご用意することができませんでした。」

この一行で心は簡単にダークサイドに落ちるわけだが、一回では終わらない。当たり前だが、申し込んだ回数だけ当落通知がくる。つい先週届いた当落結果はこちら。

3種類の当落発表が重なったのだが、落選通知24通、当選通知0通。なかなかの惨劇。私のアカウント、死んでるのかな? 3種類ともにFC・キャスト先行で1回は確保できたのだから他に譲れということか。承知した。

最後に

舞台観劇に興味を持った方、是非お声がけお待ちしてます!