この記事はShiftallのプロジェクトに関わるメンバーが日替わりでブログを更新していくアドベントカレンダー企画の6日目です。その他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
アドベントカレンダー2018
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こんにちは。KiRAです。
今年の4月、オフィスがわりとガランとした状態からいろいろと木工で手作りしたものもたくさんあります。作業台、有孔ボード、棚、エレベータ前の台、デスクパーテーションなどなど。
その中でも大掛かりとなった大きな作業カウンター作りを私もお手伝いさせていただいたのでHowToな感じでご紹介したいと思います!
designed by Zetsu
用意するもの
- 柱用木材 90mm角、長さ4000mm ×8本(天板用)
柱用木材 90mm角、長さ1000mm ×14本(脚用) - 木製ダボ(いっぱい)
- ダボ用マーキングポンチ
- 木工ボンド
- オイル
- オイル用刷毛
- ウェス布
- 耐水サンドペーパー
- 脚固定用金具×8
- クランプ×10セットほど (大きいのがほしかったので端材で作った)
- 工具:ボール盤、電動カンナ、電動ヤスリなど
で、かかった費用はなんと原価8万円ぽっきり (送料や工具は除く)
天面を選ぶ
種類や値段にもよるのかもしれないけれど、木の節が結構たくさんあって、できるだけ穴が少ないところが上に来るように選んでみた。
天板を合体させる
計画は上図の感じで隣り合う木材の面にたくさんダボをつかう。隣り合うA面には定規で等間隔を測り、ボール盤でダボ半分はいる深さの穴をあける。そして、隣り合うB面には、先程のA面にマーキングポンチを差し込んでから強く押し当てることで、隣面の穴位置を印付けした。ポンチの先に赤色の水性ペンを塗っておくと印が見やすくなるという岩佐さん、さすがDIY名人。
ダボ穴にも割り箸でボンドを塗り込んでダボを差し込んで木槌でトントン。面にもすばやくボンドを塗って、相方の木材を重ねてトントンする。
ボンドが乾くので10分以内に圧着までしないといけないのだが、大きいので面積もそれなりになので時間との勝負だ。ボンド塗る人、ダボ入れる人、木槌で叩く人、みんなでヨイショと重ねるので、最低3人必要な作業である。
クランプでしっかり圧着して、はみ出たボンドは乾く前に濡れ雑巾でふきとった。そしてこのまま一晩おく。4mもあれば木の反ったり曲がったりすごく、数回(数日)に分けて作業することにした。
脚木材も合体
同じ要領で7本を合体したが、天板に比べれば短いので、反りもあまりないし、一人で持ち運びできて取扱もラクラクでしたわ。
天面を仕上げる
天板を平らにするのだが、長い木ともなれば反ったり曲がったりが横だけじゃなく、天面でも同様に凸凹が激しい。少しずつ削って地道になめらかに。
はじめて使う電動カンナだったが、出っ張ってる範囲のみを削るためのFade In/Fade Outのスキルを獲得した。
次に、電動ヤスリで、カンナ削りラインをサンドペーパーで消した。ある程度おさえつけないと磨けないのだけれど手がブルブルするので苦手だ。
カンナ・ヤスリ作業は、考えていた以上に粉が舞って、それは全身粉まみれでお風呂の湯が黄色っぽくなったほどだ。オフィスにも充満してしまいました。皆様すいませんでした。
オイルを塗る
ナチュラルカラーのオイルを2度塗りにした。乾燥を防ぐらしい。艶も出た。天板は濡れているうちに耐水サンドペーパーでゴシゴシして表面がすごくツルツルになった。半年たった今も触り心地はとてもいい。
脚と合体
脚位置はなるべく外側につけるのがかっこいいとデザイナー。4mもあって真ん中に脚なくて強度は大丈夫なの? とか思ったけど、柱材はさすが、びくともしなかった。
完成
会社のお披露目会目前にその場にいて社員総出で表替えしました! おーカッコイー存在感!
立ってちょうどいいこの高さで長いカウンターは、作業台としてももちろん、オフィス内ノマド、お土産のお菓子置き場、ランチたべたり、雑談したり、飲んだり、飲んだり、飲んだり、など、みんなの人気ものです。