この記事はShiftallのプロジェクトに関わるメンバーが日替わりでブログを更新していくアドベントカレンダー企画の18日目です。その他の記事はこちらのリンクからご覧下さい。
アドベントカレンダー2018
https://blog.shiftall.net/ja/archives/tag/adventcalendar2018/
カイです。灯火の星がやってもやっても終わりません。
弊社オフィスの最寄り駅はJR総武線/都営浅草線の浅草橋駅ですが、浅草橋駅はなぜ浅草橋という名前なのかご存じでしょうか。答えはすぐそばに浅草橋という名前の橋があるからです。とてもシンプルですね。
そんな浅草橋は神田川の上にかけられており、橋の両側には常に何艘もの屋形船が待機しています。
通勤のおりに屋形船を見かけることでなんとなく気になっていたメンバーも多い中、毎月開催しているランチミーティングの場で社員旅行の話題が上がったことから「とりあえず手軽にいけそうな屋形船に乗ってみよう」というアイディアが実現、先日Shiftallメンバーの有志で屋形船体験してまいりました。
今回お世話になったのは鈴木屋さん。浅草橋の隅田川方向にある屋形船です。
鈴木屋 江戸情緒が漂う粋な屋形船
http://www.suzuki-ya.co.jp/top.html
浅草橋周辺には鈴木屋以外にいくつもの屋形船があるのですが、それらはいずれも屋形船東京都協同組合に加入しており、お目当ての屋形船が満席でも他の屋形船を紹介してくれます。値段も屋形船間で同じ価格が設定されているので、これに乗りたい! という明確な要望がない限り、最初から組合に連絡してしまうほうが楽かもしれません。
屋形船東京都協同組合/公式予約デスク(貸切船・乗合船)
http://www.yakatabune-kumiai.jp/
鈴木屋さんに近づいていくと、おそらく我々が乗船するであろう屋形船がすでにスタンバイしていました。
いざ出発!
中に入るとすでに宴会の準備ができあがっていました。窓の外の景色がなければ居酒屋そのまま。
今回選んだコースは飲み物が飲み放題に、天ぷらと刺身、焼き鳥が中心となった1人10,.800円のコース。
鈴木屋 江戸情緒が漂う粋な屋形船
http://www.suzuki-ya.co.jp/price.html
時間は出発から2時間半、コースは特に決めていなかったのですが出発前におすすめのコースを提案してもらえます。今回は50分かけてお台場に向かい、お台場で50分止まって、残り50分で戻ってくるという定番中の定番コースでお願いしました。
時間軸が前後しますが当日のルートはこちら。Google マップのタイムラインはルートがうまく取得できていなかったので、別途インストールしておいたiOSのArcというアプリを利用しました。当日はまったく気がついてなかったのですが、行きと帰りは微妙にルートが違ったようです。
出発するやいなや刺し盛が登場。揺れ動く船内もあいまって嫌が応にも期待が高まります。
ビールはキリンとアサヒの2種類。何か微妙な社会的配慮でもあるのでしょうか。
代表からの乾杯とともに宴会スタート!
刺し盛に続いて登場下のはつくね串。どうやらメニューにあった焼鳥とはこのつくね串のことのようです。
そしてメインとも言える天ぷらはなんと船内で揚げたてあつあつのまま配られます。
お台場に猛スピードで向かっている船内はなかなかの振動。天ぷらのつゆが大変な勢いで踊ります。
飲み物はビールやウイスキー、日本酒などが飲み放題。炭酸や氷もあるのでハイボールを作ることもできますし、自分でお酒を持ち込むのもOK。今回は知人にプレゼントしていただいた日本酒を持ち込んでみました。12月のこの時期にハルゴコロとはこれいかにという気がしないでもないですが、いつでも心には春を持っていたいものです。
店内はまるでただの居酒屋、だけど窓の外はいつもと違う海辺の景色が広がっており、都会のど真ん中で非日常感を味わえます。
そして見えました目的地お台場のレインボーブリッジ。
お台場のシンボルであるフジテレビ社屋の目の前に船を止めてもらいました。
このタイミングで外をやたらと鳥が囲みはじめます。どうやら屋形船が来ると餌がもらえるということを知って近づいてくるらしい。
お台場ではしばらく船が止まり、屋形船の屋根の上に出て景色を堪能したり涼んだり。
最新鋭のスマホで夜景撮影を楽しんでみたり(写真はXperia XZ3、無加工です)。
甲板でくつろいでみたり。
思い思いのお台場を堪能したらあとは浅草橋へ戻ります。
実際に乗る前は「海の上にいることをのぞけばただの居酒屋とかわらない」と思っていたのですが、いざ乗船してみると船の上での非日常感が非常に楽しく、いい意味で予想を裏切られました。
同じ値段でもっと美味しい食べ物や飲み物を味わえるかもしれませんが、ただの飲み会ではなく旅行気分も味わえる屋形船は想像以上にいい気持ちの切り替えになり、「また明日から仕事頑張れる……!」という気持ちにさせられました。参加者からも好評だったこともあり、来年またこの季節に屋形船を楽しめるよう、1年仕事に励みたいと思います。
屋形船は浅草橋以外にもさまざまなところから出航しています。ごはんもおいしくボリュームもあり、お酒も飲み放題なので飲み会としても満足。会社のレクリエーションとして屋形船を一度検討してみてはいかがでしょうか。